こんにちは。
国土交通省HPに経審の改正内容が掲載されていましたので、
変更点について御説明させていただきます。
まず、施行日は平成20年4月1日です。
次に評価基準の見直しが行われました。
A:会社の規模を的確に評価するしくみとして、完成工事高のウエイト引き下げと比率から金額への変更。
例えば:自己資本比率→自己資本額、利益額(EBITDA)へ。
B:企業実体を的確に把握するために、財務内容の評価指標変更。
小規模企業において実態にそぐわず高すぎる評点が出ないように見直される。(ペーパーカンパニーの排除)
C:実態に測した技術力の評価
技術者1人に対して工事種別は2業種までに制限
完成工事高に占める元請工事高の割合を加点項目へ加える。
D:企業の社会的責任の果たし方への評価
従業員の福利厚生費への加点、減点幅を拡大
新たに法令遵守や企業の監査体制、研究開発の状況を加点項目へ加える。
詳しくは下記です。
変更点1 工事種類別年間完成工事高(X1)の総合評点に対するウエイトが35%から25%へ引き下げられました。
変更点2 自己資本額及び利益額に関する評点(X2)の総合評点に対するウエイトが10%から15%へ引き上げられると共に計算式が変わりました。
今までの比率計算では無く自己資本と(EBITDA)のそれぞれの金額によって評点を算出する方法へと変更されました。
EBITDAとは利払前税引前償却前利益の事です。
変更点3 経営状況点数が12指標から8指標へと絞られました。
純支払利息比率
負債回転期間
総資本売上総利益率
売上高経常利益率
自己資本対固定資産比率
自己資本比率
営業キャッシュフロー(絶対値)
利益剰余金(絶対値)
以上の8指標で計算されます。
変更点4 技術職員及び元請完工高に関する評点のウエイトが20%から25%へ引き上げられました。
技術者に対しての加点業種数が無制限から2業種へ制限。
監理技術者講習受講者に加点。(新設)
元請完工高の割合によって加点(新設)
変更点5 社会性の評点区分が整理され、加点減点幅が拡大されました。
退職一時金制度と企業年金制度の評価項目の統合
法令遵守状況(新設)
公認会計士等の数に加えて監査の受審状況(新設)
研究開発の状況(新設)
賃金不払件数・工事の安全成績については廃止
変更の無い評価項目についても、加点減点幅が2倍となり、
特に防災協定については5倍、経理の状況については3倍となっています。
尚、この記事につきましては、掲載日現在で分かり得る範囲の内容であります。詳細につきましては必ず専門家にお問い合せ下さい。