『BABOK』なるものの研修に参加してきました。
『BABOK』については、『使えないシステムをなくすBABOKとは?』に分かり易い解説が有ります。
こちらから画像などををお借りしますと、
得意なことは「How」、必要なことは「Why」と「What」

ビジネスアナリシス(BA)=「必要なこと」を明確にする活動

ビジネスアナリシスとは、顧客にとって本当に価値のあるもの、必要とされていることを業務の関係者と一緒に背景から掘り起こし、明確にしていく作業のことを指します
という事のようです。
これらは、システム開発を行う際の、一番最初の部分として非常に重要な部分として解説が行われていたと把握しております。
この『BABOK』の研修で紹介されていたのが、下記の絵。
・顧客が説明した要件 → 「ぶらさがる。のれる。前後に動く。より多くの機能。」
・プロジェクトリーダの理解 → 「機能はそんなには無理。現実線で。」
・アナリストのデザイン → 「それでは前後に動くという要件が満たされない。」
・プログラマのコード → 「大体こういう仕組みで良いんだろうな。」
・営業の表現、約束 → 「機能は抑えましたが、より高性能になります。」
・プロジェクトの書類 → 「あれ、その仕様どこに書かれてる?」
・実装された運用 → 「なんか使えなくね?」
・顧客への請求金額 → 「よろしくお願いします。」
・得られたサポート → 「あとは運用でカバー。」
・顧客が本当に必要だった物 → 「ぶらさがる。前後に動く。別にのれなくても良かった。」
(ひとつの解釈として)
(絵と文字はProject Comedyから転載させていただきました。)
ニーズの背景にある何故?をお互いに理解し合わないままにシステム開発を行った、風刺絵のようです。
でも、この事って、システム開発だけに限られたことでは無いんですよね。
私ども、税理士とお客様との間ででも起こりえる事柄。
『何故それをされたいのですか?』
『それをされる狙いは何でしょう?』
こうしようと思うんだけれども? と質問されたときに、
極力、その隠された意図を把握しようとこの様な質問をするのですが、それでもなかなか合意形成にいたりません。
why?が明確にならないと、
how?が定まりません。
お互い、思い込むことなく、合意形成に努める事が大切だと再認識した次第です。
(思い込んでいる、と気付かないときがまた、厄介なんですが。)
相続のご相談なら鯖江の税理士法人川中経営
税理士・ITコーディネータ 川中重司
相手の意図をちゃんと理解していますか?という事を再認識したのはBABOKの研修