今回は、家族をほっといてしたこと~ITC受験奮闘記・中編~ の続編です。
(この記事は、平成15年に北陸税理士会の会報「北陸税理士界」に寄稿した物です。)
家族をほっといてしたこと~ITC受験奮闘記・後編~
・後半の10日間
後半は受講生全員での研修になります。やっと冗談が言えるようになったグループも組み直しになり、今度は文系理系入り交じっての構成になります。
後半になり驚いたことが色々あります。理系の方の積極性、ノートパソコンの持ち込みの多いこと、その持ち込みパソコンで発表資料を短時間に見栄えよく作ること。
研修の進め方やグループ内での役割分担は前半と同じですが、発表の仕方は状況想定が行われるようになりました。
例えば「役員会での経過報告」とか、例えば「現場職員への現状の問題点の報告」等。
私の発表の時の想定は「役員会で無理矢理時間を作ってもらったから2分で概況報告してOKを貰う。そこでOKが貰えなければ計画がまた遅れる」でした。
2分で何が出来るでしょう、挨拶している内に終わってしまいました。輦
・発表~プレゼンテーション~
発表は前に出てマイクを持って行うのですが、パソコンの画面をプロジェクターで大きく投影出来るようになっていました。
そこで発表用の資料をパソコンで作成するのですが、この原稿のようにただ文字が並んでいるだけでは論外でした。(^^ゞ
例えば前述のような役員会の2分間でOKを貰うには、分かり易く・見栄えがして・インパクトのあるプレゼンテーション資料が必要になります。その資料をパソコンですらすらと作る受講生の多いこと。
グループ討議の際には、大きめの付辰紙に意見を個条書きにし、それを壁面に貼り付けて、討議しながら並べ替え、書き換え、意見をまとめて行くことが多かったので、最終的に出来上がるものは、一見無造作に貼られた付辰紙の固まりです。
それを、有名なプレゼンテーション作成ソフトを使い手早くプレゼンテーション資料を作成して行く様は感動でした。
聞けば当たり前のことだそうで、ワープロで報告書を作成する時代は終わったんだなぁと痛感しました。
・コミュニケーション能力。
研修の最初から言われていたことにコミュニケーションがあります。
例えば訪問先の企業でのこちらと先方との関係、企業のプロジェクトメンバー間の関係等々、結局人間と人間の関わりである。
そして人間関係には公式な組織とは別に非公式な組織があるから、コミュニケーション能力は大事なんだ。
そしてITC間も色々なメンバーがいて得意分野も違うんだから、この同期生間のコミニュケーションも大事だ。
この同期生とは一生つきあって行くんだ。だからもっとコミニュケーションをとろう、と言うわけで後半の10日間で懇親会が4回有りました。研修が土日連続の時は必ず有ったことになります。これも良い思い出です。
・アセスメントテスト
プロ特認の場合、スルー研修の最終日にテストがあります。このテストに合格すればITCの資格がもらえます。
最初の4日間の研修の時に述べた総厚み10センチ以上にもなるテキスト16冊が頭に入っていれば問題ない試験の様ですが、結局私の頭には入り切りませんでした。
それでもITCのHPの合格者名簿に名前があったのですから、ぎりぎり合格ラインに有ったのでしょう。
・終わりに、家族への感村
「こんなもんじゃあ無いわよ」練と、この原稿を読んだ家内が言い切りました。
「4日間と15日間って言ってしまえば短いようだけど、家は大変だったのよ。お父さんは夏から土日毎に家にいないし、子供は生まれるし」。
そう、この研修の間に長男が生まれたにもかかわらず、平日は仕事、週末は研修と家はほったらかしでした。この研修に参加できたのはひとえに家族の協力が有ったればこそでした。
時間とお金と家族の協力をかけて行かせて貰ったこのITCの研修は、お金の回収こそ目処は立っていませんが、私にとっては新しい世界を垣間見ることの出来た有意義な研修でした。
この資格を通じて、素晴らしい方々との出会いがありました。
この出会いを、今後の仕事に役立てていきたいと思っています。
(懐かしいなぁ・・・、2002年ですから、もう4年も前のことですね・・・)
家族をほっといてしたこと~ITC受験奮闘記・後編~