今回は、家族をほっといてしたこと~ITC受験奮闘記・前編~ の続編です。
前編・後編の予定でしたが、前編があまりにも長かったので、後編を、中編・後編に分割しました。
(この記事は、平成15年に北陸税理士会の会報「北陸税理士界」に寄稿した物です。)
~ITC(ITコーディネータ)受験奮闘記・中編~
15年4月X日の税理士協同組合主催の研修「電子申告と税理士のIT化」の参加申し込みをFAXしながらふとため息をつきました。
これはポイントに入らんからなぁ。
我々税理士の資格と異なりITCの場合は資格更新制度があり、毎年一定の実務と研修をこなさなければ、最終的にはITCの資格を失ってしまいます。
これは結構きついなぁと今になって思います。が研修の苦労を思うと資格更新の苦労も止む無しでしょうか。
・15日間のケース研修
さて、我々税理士等は今年まで(注)プロ特認制度が有り、その為の4日間の研修をすませました。次はいよいよ本番、15日間のケース研修です。
ケース研修は金沢で行われ、参加人数は33人。やはりコンピューター関係の方が多いようですが銀行関係の方や商工会の方等参加者の顔ぶれは様々でした。
その33人を指導する講師陣が全国から6人。内2人は北陸税理士会の先生でした。(両先生、この場を借りて御礼申し上げます。お世話になりました。)
ケース研修は想定企業(ケース企業)の企業診断等からコンピューター導入・運用までを体験するのですが、受講生は出身畑が様々で得意分野が違います。
その為、まず前半の5日間で不足している分野の研修を一度行い、後半の10日間で最初から最後までを通すというやり方でした。我々文系はコンピューター導入・運用を前半で研修することとなりました。
(注:2003年まで、なお2006年で名前を変えて復活しそうな感じです)
・前半の5日間
さて文系の方のグループは12人。これを2グループに分け課題をグループ討議・発表します。
グループ内での役割はリーダー、タイムキーパー、書記、発表者。
これも実務を想定しての事で、「限られた時間の中で、方向性を定め、メンバーの意見調整を行い、まとめ上げ、企業に報告する」事の訓練でした。この役割をメンバー間で順番に行って行きます。
想像してみて下さい。
想定企業の資料が与えられ、コンピューター導入・運用の課題が与えられ、グループ討議して発表しなさい。
でも何をやって良いのか全く分からず、でもリーダーとしてグループをまとめて行かなくてはならない。結局一番大変なのは発表者だったと思います。文系グループは2グループの為、毎課題必ず発表がありましたから。
発表後、模範解答を見、講師の解説を聞き、結局「ふーん」で終わることも多々有りました。
と言うのも税金計算のように「100%これが正解」という解答が有るわけでは無く、考え方を学んで行くような課題でしたから。
例えばこんな課題です
「ITベンダー3社の提案内容を評価し、選定理由を明確にした上で採用するITベンダーを決定して下さい」
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家族をほっといてしたこと~ITC受験奮闘記・中編~