川中経営の社員コラムのコーナーお勧め図書 › > お勧め図書(081--100)

 昨年の東日本大震災をはじめ、世界各地で「起きてはならない事」が頻発する時代となった。2001年の「米中枢同時多発テロ(9.11)」で世界の構図は変わったと言われているが、この日本でも「3.11」以降、「災害」「危機」に対する国民の意識は大きく変わったのではないか。


 本書は、「危機管理のエキスパート」佐々淳行(さっさ あつゆき)氏により、2004年に刊行されたものであるが、国レベルから地域、個人レベルまで、また災害危機から、国家の危機まで、あらゆる「危機」への対処に関わるマニュアル本であり、最近数年間に起きた出来事に照らして読んでも、危機管理の基本というのは、危機の態様は変わっても同じであることを教えてくれる。


 ワープロ、パソコンの急激な発達と社会変化により、子供の教育をはじめ社会が単純化、マニアル化になってきている様です。このまま進むと早期の惚け老人もさることながら、惚け壮年が今後多く発生してくるものと考えられます。又マニアルが無ければ何も出来ない子供、青年が急激に増加している話しも沢山聞きます。それが事実で有ればどうしましょうか? 社会全体が考え対応していく必要があると思います。

 


え?高千穂遙?

何故このコーナーに?

何故?何故?

恥ずかしながら、まさにこんな感じ。

リハビリ中、自由に動けず乗せていってもらった図書館で、自転車のコーナーを見ていたときのこと。
自転車で転倒・骨折・リハビリ中の身で有りながら自転車の書籍を探す。
まあ、懲りないやつですね(^^)


 “安全な被爆量”は存在しない!
原発を全部止めても電力は足りる、福島第一は今後どうなるのか?
危険性を訴え続けて40年“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖。
 この本はじつにすべてが整理されて、分かりやすく書いてあります。
放射能が人体に与える影響や、テレビ新聞が教えない基礎事実を積み上げて説明し、今の日本、特に東北がいかに危機的な環境であるか、よく分かるように書かれています。
原子力に関するさまざまな疑問に、いま最も信頼されている研究者が分かりやすく答える本です。

(山内重則)

 


 「すさまじい轟音が三陸海岸一帯を圧し、黒々とした波の壁は、さらにせり上がって屹立した峰と化した。そして、海岸線に近づくと峰の上部の波が割れ、白い泡立ちがたちまちにして下部へとひろがっていった。  海上の無気味な大轟音に驚愕した人々は、家をとび出し海面に眼をすえた。そこには、飛沫をあげながら突き進んでくる水の峰があった。  波は、すさまじい轟きとともに一斉にくずれて村落におそいかかった。家屋は、たたきつけられて圧壊し、海岸一帯には白く泡立つ海水が渦巻いた。  人々の悲鳴も、津波の轟音にかき消され、やがて海水は急速に沖にむかって干きはじめた。家屋も人の体も、その水に乗って激しい動きでさらわれていった。」

 

  まるで3月11日の東北大震災の様子をうかがわせるような、迫真の描写である。本書は、福井市出身の小説家、津村節子氏の夫としても知られる吉村昭氏(06年79歳で死去)が43歳の時に上梓したもので、三陸地方を毎年のように訪れていた筆者が、行く先々で津波の話を聞き、同地方と津波が切り離せないものであると知ったことから、実地調査により書いてみようと思い立ったという。三陸海岸を襲った津波は数知れないが、特に明治29年と昭和8年の大津波(ともに地震によるもの)に比重をおいて、その被害状況などを取材に基づき、被災者のさまざまなエピソードとともに描く、「記録小説」とでもいえる一冊である。 


 太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島の総指揮官として二万余の兵を率い、かってない出血持久戦を展開した陸軍中将、栗林忠道。

 周到で合理的な戦いで、上陸してきた米軍に大きな損害を与え、最後にはゲリラ戦に転じ、「五日で落ちる」と言われた硫黄島を36日間にわたって持ちこたえた智将の軍隊内での対応、心にしみる管理引率術、又家族への人間味あふれる数多い手紙の内容。

 米軍の中でも命知らずの荒くれ揃いで知られる海兵隊の兵士達をして「史上最悪の戦闘」「地獄の中の地獄」と震えあがらせた凄惨な戦場、戦後米軍人より尊敬さえ集めた人でもある。

 

 8月の終戦記念日月という訳でなく、エリート軍人たる栗林中将が、いたずらに将兵を死地に追いやった軍中枢部へのギリギリの抗議を含めて、置かされた立場の中でどの様に行動し、どの様に信念を持ち続け、部下をどの様に思いやり、階級制度の中で人間として接したか、今の日本の指導者と余りにもかけ離れた真実。この様なエリートが今の日本に20名前後おれば、日本の未来に大きな希望と国への信頼が大きく高まるのに・・・・。

 残念に思います。 人間として、人としての有るべき姿、この本で再認識出来ればとも思います。

(増永五郎兵衛)

 


 現在 自然環境の崩壊・人間関係の崩壊で家族・友人関係も保てない人が増加しているように思われます。毎日のように悲惨な事件が報道されています。そんな暗い話題が多いなか、私の長男が「ネットで引いたおもしろい本があるよ」と一冊のちょつと古い本を出してきてくれました。
 成功者になるのに一番大切なものは、「意志」・「努力」・「誠実さ」ではなく「ツキ」であるという切り口でユ-モアを交えていろいろな成功者の事例を紹介した本(ツキの大原則)を読みました。
 私がなるほどとおもった事
ツキとは何か→「出会い」である。
運とはなにか→ツキの継続である。

 成功できる人間は、夢を抱き、その夢を語り続け、その夢の話しを真剣 に聞いてくれる友を持っている。 成功しない人間には、不平不満や愚痴、悪口、ねたみを語り合う友が いる。
今、職場や家庭で夢を語り合える友がいますか?

(福田和夫)

 


 昭和恐慌に立ちむかった二人の大蔵大臣がいた。井上準之助と高橋是清だ。
井上は金解禁の暖国に国運を託した。だが失敗に終わった。
これに対し高橋は積極財政と輸出の拡大で不況を突破した。
だがいづれも共感の手に斃れた。

 成功して讃えられるより、ことならず悲劇の幕を閉じたなかにこそ、大事な教訓が秘められている。
関東大震災、たびたび変わる内閣など今とよく似ている。

 当時の経済情勢と二人の足跡を4頁の短編に仕上げたので、ぜひ一読してほしい。
川中経営・ホームページで見られます(PDFファイルが開きます)。

(川中清司)

 


そう、一貫性がなかなかとれないんです。
会社の上下であったり、左右(部門間)であったり。

久しぶりに佐藤義典氏の本を手に取っています。


 原著は、サミュエル・スマイルズ(イギリス)により1858年に出版された。300人以上の欧米人の成功談がその内容となっている、古典的名著である。

 日本では明治4年に、その日本語訳が「西国立志編」として出版され、大ベストセラーとなった。序文の「天は自ら助くる者を助く」という言葉は有名である。本書は、福井県出身で地球物理学の世界的権威、故・竹内均氏(東大名誉教授・理学博士)がその「西国立志編」を訳し直したものであり、非常に平易な文章で読みやすい。

 この本が書かれた頃のイギリスは、世界最強の国であり、この最盛期のイギリスを支えたのは、自助の心をもったイギリス国民であった。ニュートン、ベーコン、ワーズワース、シェイクスピア、ディズレーリ、スコット、ジェンナーといった同国のあらゆる分野の偉人や他の欧米人も含め、成功者たちがどのように考え、どう行動したかが、これでもかというぐらい挙げられている。

 「人生に暇な時間はない」「無心の自己修養」「正直は最良の策」「楽をするには汗をかけ」等々、全編を流れる精神は、勤勉・誠実・倹約・節制・持続である。われわれ現代人には古びた人生訓に写りかねないが、一方でこれらは普遍の真理でもある。「最短の近道はたいていの場合、いちばん悪い道だ。だから最善の道を通りたければ、多少なりとも回り道をしなくてはならない」(ベーコン)である。

 天賦の才能ですべてが決まるのではなく、日々の身辺雑事をおろそかにせず、取るに足らないような問題でも全力で取り組む、そんな「小さなプラスの習慣」を身に付けるかどうかで大きな差が開くこと、世の中の不公平や制度のせいにするのではなく、「自分の敵は自分の中にいる」ことを知り、人生は自分で切り拓くのだということを、多くの例を通じ本書は訴えている。

 明治の青年たちが、なぜ「西国立志編」を読んで奮い立ったのか。成熟期を迎えた今の日本と国民に何が必要なのかを考えさせられ、自分というものを改めて見つめ直すことができる一冊。

(小澤孝行)

 


前編は聖徳太子から徳川家康迄ですが、あえて後編を推薦致します。

後編は、石田梅岩から松下幸之助までです。

・石田梅岩
江戸元禄バブル時代、贅沢は敵の発想者で有り勤勉に働く事は人生修行等、勤勉と倹約の庶民哲学を確立。
・大久保利通
今をときめく官僚制度の創設者。明治の近代化から今日まで、政治を支え、日本という国を発展させてきた原動力。今日の民主党を見れば如何に重要な力を発揮してきたかがわかる。しかし今日では視野の狭い省益のみの官僚組織に成り下がり国力の大幅減少の大きな要因にもなっている。
・渋沢栄一
昨年のNHK龍馬伝でも有名になったが、日本的資本主義の創始者で有る。金融制度を創り今日の財界を創った人でもある。論語的発想が基本との事だが今日では限界との著者の言葉。
・マッカーサー
日本をアメリカ化する為様々な試行を重ねた男。財閥解体と農地解放を行ったが、今日の家族制度の崩壊の原因を創ったとも言われている。トイレの神様という唄に何故皆が涙するのか、日本崩壊の一端をかいま見るようです。
・池田勇人
御存知の所得倍増計画を打ち出した出世遅れの官僚出身の政治家で元首相。時代の流れで成功したが出世遅れ部分が以後大きく作用しているのでは?
・松下幸之助
PHPの創始者故かな?。終身雇用の日本式経営の創始者でもある。ナショナル店会を中心に真似した電器と酷評されながらも、不況の折りには全国を廻りその人間性で売上確保を達成した人。 しかし、国家を憂い創設した松下政経塾は今日の姿を見ると理論武装のみで現実逃避、歴史的に大失敗と思いますが如何?

以上6名、日本国家の歴史において節目に輩出された重要人物ばかり、一度通読を。

(増永五郎兵衛)

 


このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちお勧め図書(081--100)カテゴリに属しているものが含まれています。

次のカテゴリはお勧め図書(061--080)です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。