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粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯(お勧め図書・040)
 著  者:城山三郎
 出版社:文藝春秋 (1992/06)
 価格:470円

 城山三郎は結構好きで、何冊か持っているが、その中でこの本はタイトルに惹かれて購入した。

 描かれている石田禮助(1886~1978)は、三井物産に35年在職して代表取締役を務めた後、
78歳で財界人から初めて国鉄総裁(第5代。昭和38年~44年)に起用された。
 最初に国会に呼ばれた時の自己紹介が「粗にして野だが卑ではないつもり」。
自分は粗暴で野蛮かもしれないが、卑しくはない。

 自分を「マンキー」(山猿)と呼び、明治人の一徹さを持つ。物産では華々しい業績を挙げた(儲けた)が、
晩年は「パブリックサービス」に徹した。就任後まもなく起こった「鶴見事故」に衝撃を受けるが、
以後は事故防止に情熱を燃やし、予算を巡って政府や国会とやり合った。
給与もわずかしか受け取らなかったし、勲章も断った。
思ったことをそのまま言うため、国会でも労使間でもさまざまな問題を起こすが、やがて理解者は増えていった。
「野心も私心もない。あるのは素心だけ」と評された。

 背筋を伸ばした会心のライフスタイル、”本物”の人生を描いた一冊である。
卑ではない、筋の通った人生。こんな言葉が似合う人生にしたいと思う。

(小澤孝之)



 著  者:北 康利
 出版社:講談社
 (2005/7/22)
 価格:1,890円

 国会、国際間等で盛んに議論されている
 戦中戦後の様々な日本と他国との関係歴史。
 いろいろな見方、論議が有る中で、
 戦後の歴史を豊富な文献と証言、ニュースや報道を参考に
 歴史の裏舞台を描いた、面白い1冊と思います。

 マッカーサーを中心とした占領軍とのやりとりの中で
 如何に対応し対処してきたか、講和条約に至る経過など、
 読み出すと止まらない最近にない面白さと
 歴史の再認識が、ある面で出来るものと思います。
 是非一読を。
 (増永五郎兵衛)



 著  者:マリリン・ポール
 翻  訳:堀 千恵子
 出版社:ダイヤモンド社
 (2004/6/11)
 価格:1,680円

  「忙しいから」・「時間がないから」と自分に言い聞かせて
 なかなか「区切り」のつけられない自分はいませんか?
 私自身がそう思うことがあります。

 「だらしない自分」を変える。
 集中力が加われば「だらしなさ」は才能になる。

 そんな書き出しに引かれて目に止まった一冊です。
 (福田和夫)


だから失敗は起こる(この人この世界 2006年8-9月)(お勧め図書・036)
 編 集:
 出版社:日本放送出版協会
 ISBN:
 (2006/07)
 価格:

  人間は、なぜ失敗をするのか?
  身近なミスから社会的な事件・事故まで、「失敗学」の提唱者が
 “失敗の生かし方”を解説する。

  忘れたいもの、隠したいものとして目を背けがちな「失敗」。
 畑村さんはその「失敗」を深く見つめ、原因を明らかにすることで次の失敗を防ぎ、
 新たな創造に結びつけようという「失敗学」を提唱してきた。

 今回のシリーズでは様々な事例をもとに、「失敗」とその原因にはどんな種類があるのか、
 許容できる失敗とできない失敗の違いは何か、
 失敗を防ぐために何が必要かを探っていく。

  NHK 教育テレビ月曜日
  午後10:25~10:50本放送
 なるほどとうなづいた放送です。テキストと合わせて是非どうぞ。
  (川中洋一)



 著 者:
 出版社:日本放送出版協会
 ISBN:
 (月刊)
 価格:350

 ・毎朝、8時前の15分間。一流講師がうんちくを傾けて英語の世界へと導いてくれます。
 ・お代はいらない。テキストは一月たったの350円。
  こんなに安くてぜいたくな幸せはありません。
 ・講師の三人を紹介すると~

 ☆テレビでおなじみの大杉正明・清泉女子大教授。 ・たとえば:ジャパニーズ英語のはなし。
 ・〈日本人が作ったアメリカ人には「通じない英語」〉が氾濫しています。
 ・ダンプカー → 正しくはダンプトラック。
 ・ゲームセンター → アミューズメント・アーケイド。
 ・シルバーシート → プライオリティ(優先)シート。
 ・フリーター → 「フリーアルバイター」の略語だそうですが、
  フリー(自由)とドイツ語のアルバイト(働く)を、
  英語式に人を現すerを付け替えた混成変造外語です。
 ・これを通じる英語に直すのは難しい。
  強いて言えばパートタイムワーカー。
 ・ペットボトル → プラスチックボトル。
  ちなみにペットは材料の成分の(ポリ・エチレ ン・テレフタレート)の頭文字で、
  PET〈ピー、イー、ティー〉bottleと呼ぶことはある。
 ・へー、知らなかったあ。

 ☆英文学者の小林章夫・上智大教授が語る英語の詩の世界も奥が深い。
 ・たとえば:有名なハムレットの詩。
 ・「生きるべきか、死すべきか」
 ・To be、or not to be、that is the question
 ・これを上手にパロディに変えた詩人リチャード・ジェイゴの詩の話。
 ・どこかの空港で見かけた看板”To dorink,or not to drink”
  「飲むべきか、飲まざるべきか・どうぞ飲みに来てください」と洒落たパブのPRの話。

 ☆ジェームス天願は英語、中国語、日本語が堪能で、
  しびれるような低音の美声で英語の歌を紹介してくれる。

  フランクシナトラ~ビートルズ・・・その幅広さには、ただただ脱帽のみです。

 ・毎朝のラジオ英語は素晴らしい。
  一流講師の巧みなリードにすっかり虜になってしまってもう40年ほどなります。
 ・アイアム・78イヤーズオールド。
  脳の若返り妙薬にもこれ以上のものはありません。

  (川中清司)



 著 者:小山 昇
 出版社:阪急コミュニケーションズ
 ISBN:4484069016
 (2006/6/13)
 価格:1,470

  小山昇氏の紹介をするのは、「儲かる仕組み」をつくりなさい、に続いて2冊目です。

  仕事をする上での心得が箇条書きに書いてある本、とでも言えばいいのでしょうか。

  特段難しいことが書いてあるわけでも、奇抜なことが書いてあるわけでも無いのですが、
 「そうそう」と同感したり、「なるほど」と納得させられる内容になっています。

  「会社の一人ひとりが『あなたは素晴らしい』と名指しで言われるようになってください。
 そうなることが大事なのですよ」

 この言葉に一番感動しました。

 (川中重司)



 編  集:日本ドリームプロジェクト
 出版社:いろは出版
 ISBN:4902097087
 (2006/04)
 価格:1,995円

  タイトルどおり、1歳から100歳までの100人(1、2、3、4、5、6.....
 98、99、100歳、の100人です)の「夢」が見開きページごとに、
 その人の言葉と笑顔の写真とともに綴られている。

  この本を作ったのは、本県出身で「日本ドリームプロジェクト」代表の木村行伸さん。
 京都で「いろは出版株式会社」を経営する26歳。

  全国から集めた100人分の「夢」はさまざまだ。
 小さい頃は文字通り将来なりたい職業、やりたい事の夢。社会人になると、
 仕事を通じての社会貢献の喜びだったり、さらに夢を追い続けたり、
 現実の生活と夢との葛藤に悩んだり。
 さらに年を重ねると、来し方への感謝の念から、他人の幸福を願い、夢は人へと引き継がれていく。

  1歳の子にも、100歳の人にだって夢はあり、
 その中味は、「かなった」「かなわない」だけではなく、
 人それぞれの想い・価値観であることに気づかされる。

  あなたは、この本を手にとって、
 何歳の人のページから開いてみるのでしょうか。

  自分の「夢」は何なのか、考えさせられた一冊。

 (2006年5月9日 小澤孝之)



 著  者:城 繁幸
 出版社:光文社
 ISBN:4334933394
 (2004/07/23)
 価格:1,000円

  著者はエリートゆえ、やたら横文字が多くて読み辛いのが難点ですが、
 時代の最先端を走って来た超優良企業がこれまた超スピードで崩壊し
 莫大な赤字を出した企業の内側の問題点を、
 すなおな観察と事実(?)のもとに記述されており、
 全ての基本である人間の動向が如何に重要かを、
 改めて感じさせれれる内容かと思います。

  組織にとって求心力とは何か、人間性を含めた求心力の必要性も感じられる1冊では。
 (2006年3月27日 増永五郎兵衛)



 著  者:米山公啓
 出版社:中経出版
 ISBN:4806123498
 (2006/01/12)
 価格:1,365円

  数日前に私は、58回目の誕生日を迎えました。
 回を追う毎に物忘れの多くなつた事に気づかされます。

  皆さんは「今、何をしてたの?何をしようとしてたの?」等
 ほんの少し前の自分に問いただすような経験はないですか?
 そんな時に「脳が若返るメモする習慣」と言う一冊の本に出会いました。

  以前にテレビ番組である人が「写経はボケ防止になる」と発言されたことを聞いた事があります。
 この本を読んで共通する点があるものだと知らされました。

  メールの時代ですが、少しでも長く若い脳でいられるように「書く」努力をしたいものです。 
 (2006年3月21日 福田和夫)



 著  者:齋藤 孝
 出版社:角川書店
 ISBN:4048838652
 (2003/12)
 価格:1,260円

  ・試験や試合の前に深呼吸して気持ちを落ち着かせようとした、
 誰でもこんな経験があるだろう。
 たしかに腹式呼吸法で気持ちが落ち着く。
  ・実は呼吸法には長い伝統があり、深い哲学が込められている。
 座禅も姿勢と調息が大事な要素をしめる。

  ・臍下丹田(さいかたんでん)とは、おへそのやゝ下、指三本ぐらい部分のこと。
 ここで呼吸する。
 ゆっくり吐きながら丹田を引っ込める。吐ききったところでちょっと息を止め、
 今度はゆっくり吸う。

  ・斎藤考氏は「三・二・十五」を説いている。
 三秒息を吸って、二秒お腹の中にぐっと溜めて、十五秒間かけて口から細くゆっくりと吐く。
 これは数千年の呼吸の知識を非常にシンプルな形に凝縮した「型」という。

  ・ちなみに、私は六、三、十八ぐらいでやっている。一分間で三呼吸からから四呼吸になる。
 毎日、二、三十分間これを実行し、できること自体、無上の感謝が身を包む。
  ・血圧は平常となり、気持はおだやかとなり、清浄なることを得る。
  ・理屈はさておいて、「呼吸入門」ぜひ一読をお勧めしたい。
 (2006年3月14日 川中清司)



 著  者:前野 智純
 出版社:ソーテック社
 ISBN:4881664662
 (2005/07)
 価格:1,449円

  弊社は今、弊社のHPをブログで再構築することを検討中です。
 早く簡単にHPを更新することを考えたからです。
 しかしながら本書は、それ以上の、大切な、
 ビジネスに使うブログの可能性を教えてくれました。
  パソコンの使い方、ブログへの入力の仕方ではない、
 「ブログの作り方」を教えてくれます。

  ブログを実際に触ってみてから、本書を読んでみてください。
 内容がよく分かります。
 実際のブログ(HP)の例も記載されていて、参考になりますよ。
 (2005年12月15日 川中重司)



 著  者:関岡英之
 出版社:文藝春秋
 ISBN:4166603760
 (2004/04/21)
 価格:735円

  建築基準法の改正や半世紀ぶりの商法大改正、公正取引委員会の規制強化、
 弁護士業の自由化や様々な司法改革・・・・・・。

 これらはすべてアメリカ政府が彼らの国益のために日本政府に要請して実現させたもので、
 アメリカの公文書には実に率直にそう明記されている。

  近年の日米関係のこの不可解なメカニズムのルーツを探り、
 様々な分野で日本がアメリカに都合のいい社会に換えられて来た経緯を、
 アメリカの公文書に則して明快平易に描く。(本書カバーの解説より)

 「年次改革要望書」や「外国貿易障害報告書」などの公文書で公表されていることであるが
 全く聞き覚えのないことばが並ぶ。
 郵政民営化法案が決議されたが、・・・・・・

  お薦め図書というよりは、是非一読いただきたい。
 (2005年11月4日 川中洋一)



 著  者:新井 満
 出版社:講談社
 ISBN:4062121247
 (2003/11)
 価格:1,050円

  相方を亡くして落ち込んでいた母親に、
 ある住職の奥さんが「読んでみて」と渡してくれた本。  
  海外で読み継がれてきた、作者不明の12行の英語詩に
 作家の新井満が日本語訳をつけたもので、風景などの写真に一篇の詩をのせただけの、
 シンプルかつ美しい体裁に心が引きつけられます。

  詩の内容は、死者が生者に語りかける形で(死者から生者に、です)、
 「私は死んだけれど、『千の風』になって(他のものに生まれ変わって)
 空を吹き渡っているのだから、お墓の前で泣かないで」というようなもの。

  読んだ後、何かしら懐かしいような、
 開放されたような気分になっていることに気が付きます。
 大切な人を失った時、どんな慰めの言葉よりも、
 この一冊の本が悲しみを癒やしてくれるかも、と思うのです。
  (2005年9月7日 小澤孝之)



 著  者:小山 昇
 出版社:河出書房新社
 ISBN:(内緒)
 (2005/08/09)
 価格:1,365円

  「儲かる仕組み」をつくりなさい、このタイトルが良いですね。
  二〇世紀までのわが社は、小山昇という機関車が強力な馬力でもって三六〇両もの
 客車(=社員)を引っぱっていたようなものです。二一世紀になってからはそれぞれの
 客車にもモーターがつき、それぞれが「価値観」というなのレールの上を自立的に
 走るようになった。(本書より)

  社員が同じ方向にむかって自立的に走り、増収増益を上げ続ける。
 そんな企業体質にするための、実際のノウハウが描かれています。
  本書は、著者が某HPにて連載したコラム「心を豊かにするIT」を
 全面的に加筆修正・再構成したものです。連載時に感動したものの忘れてしまった内容を、
 本書は思い出させてくれました。
  本日現在、バックナンバー(「心を豊かにする経営」を合わせて127話)は
 公開されています。まずこちらを検索されるもの良いでしょう。
  なお、ISBN番号は表示いたしません。
 その理由は・・・、早めに本書をお読み下さい(^.^)
  (2005年8月16日 川中重司)


いどべい物語「東郷重三」(お勧め図書・023)
 著  者:藤井英一
 出版社:いどべい物語「東郷重三」刊行委員会
 ISBN:
 価格:2,000円

  通常は裏方に徹し、全ての基盤の中心に位置する『水』。
  一度有事になると良きに付け悪きに付け、本性を現す水。
  世の中で一番高くて付加価値の高い水、
  毎分1立方メートルの水を工事で取得すると80億~100億かかると言われる位高い水。
  水と生活、水と工業、水と国土保全。
  世界の紛争の原因の一つが水とも言われる位重要な水。
  水の大切さに対する危機感を早くから募らせ、その対応、改善、管理等に
 心血を注いできた、現在では死語とも言える井戸塀政治家東郷重三氏の歴史を
 記したのがこの本です。

  福井県民として一読をお薦めします。
 又県外の人にも、目立たず、騒が ず、悠々とした中にも厳しさを失なわず、
 福井という地元に貢献した人物として、
 地域密着型のあり方として御一読をお薦め致します。 
 (2005年8月7日 増永五郎兵衛)



 著  者:B-ing編集部
 出版社:徳間書店
 ISBN:4198619611
 (2004/12/19)
 価格:1,680円

  本書は、多種の会社の代表者・ジャーナリスト・大学教授・作家・医学博士・
 スポーツ選手・タレント等、夫々の分野で一流と評される人々が独自の考え方を、
 会社で頭一つでたいとき・辞めるべきか迷ったとき・働くことがいやになったとき等々
 7部門に分けて簡潔にまとめた一冊です。

 何か思い悩んだとき少し一服できるかも。

 (2005年7月11日 福田和夫)


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